結論から言うと、『SとX ~セラピスト霜鳥壱人の告白~』は全3巻・全22話で完結していて、霜鳥壱人が幼い頃のトラウマを幼なじみ・市之瀬佑美に打ち明け、佑美が受け止めるところで幕を閉じるよ。
2026年8月20日からNetflixで実写ドラマ版『SとX』が配信されているから、「原作の結末を先に知っておきたい」って調べてる人も多いんじゃないかな。
どーんと任せて!今日はこの原作の結末まで、迷いなく一気に整理していくね。
『SとX』原作とはどんな漫画?基本情報をおさらい
原作のタイトルは『SとX ~セラピスト霜鳥壱人の告白~』。
作者は多田基生さんで、講談社の青年漫画誌「イブニング」で連載され、コミックス全3巻で完結している作品だよ(巻数・掲載誌は単行本の奥付表記に基づく)。
主人公は「すずしろノースクリニック」で働く精神科医・霜鳥壱人。
認定セックスセラピストとして、性にまつわる悩みを抱えた患者たちと向き合っていく設定なんだよね。
この作品、2026年8月20日からNetflixで実写ドラマ化されて、霜鳥壱人役を中島健人さんが演じることでも話題になっているの。
だからこそ「原作の結末が気になる!」って検索してきた人も多いんじゃないかな。
原作1巻のネタバレ:霜鳥と佑美の再会から始まる物語
コミックス1巻では、夫がED(勃起不全)になりセックスレスに悩む主婦・大村梨沙が霜鳥のもとを訪れるところから物語が動き出すよ。
梨沙の夫・祐介はED治療薬を過剰摂取して倒れてしまう。
「疲れで勃たなかった日の絶望や罪悪感がフラッシュバックする」と霜鳥に打ち明けるんだよね。
霜鳥が理解を示したことで、祐介と梨沙は夫婦で治療に取り組む決意を固めていくよ。
そしてこの巻の大きな軸になるのが、霜鳥と幼なじみ・市之瀬佑美の再会。
人気女子アナウンサーになった佑美は、性欲の強さと世間からのイメージのギャップに悩み、別のクリニックに通院していたの。
霜鳥に告白するも一度は拒絶されてしまうんだけど、ここから2人の関係が動いていくことになるよ。
もう一つのポイントは、挿入時の痛みに悩む大学生・川崎澪里子の登場。
病院では原因が特定できなかったという設定で、これも後の巻で深く描かれていく伏線になっているんだ。
原作2巻のネタバレ:交際スタートと盗撮加害者のエピソード
コミックス2巻では、澪里子が「略奪恋愛体質」になった背景が明らかになるよ。
実姉へのコンプレックスから自己肯定感が低く、他人の恋人が自分を選ぶこと自体が目的化していて、相手への本当の愛情はない——という霜鳥の分析が描かれているの。
同時に、霜鳥と佑美の関係も大きく進展。
デートに誘われた佑美は、その終わり際に告白されて交際をスタートさせるんだよね。
この巻でもう一つ重要なのが、20年近く盗撮を続けてきた性犯罪の加害者・池内俊幸のエピソード。
息子の同級生である女子中学生を盗撮し、弁護士を通じて示談に持ち込んでいたという設定で、「もう捕まりたくないから」という身勝手な理由で霜鳥の診察に来るの。

でも実際に被害者の声を聞くうちに、池内は自分の罪の重さを実感していくよ。
勤め先と息子に事件が知られ、妻から離婚も突きつけられて自暴自棄になりかける。
それでも霜鳥に連絡して思い留まるという展開になっているんだ。
このあたり、加害者側の心理も丁寧に描いているのが原作の特徴だと筆者は感じたな。
単純な悪役として切り捨てず、「なぜそうなったのか」まで踏み込んでいるところに、この作品の本気度が見えるよね。
近年は『コウノドリ』や『リエゾン-こどものこころ診療所-』のように、医療・カウンセリング系の作品でも当事者や周辺人物の心理的背景まで丁寧に描くものが増えている印象があるけど、池内のエピソードもその流れの中にある一作だと考えられる。
被害者救済だけでなく「なぜ加害に至るのか」を掘り出す作りは、社会的な性犯罪抑止の議論にもつながる視点だと筆者としては受け止めているよ。
そしてこの巻の終盤、霜鳥と佑美の交際が週刊誌にスクープされ、佑美は生放送でゴシップ好きなコメンテーターに突っ込まれるという苦しい展開も待っているよ。
原作3巻(最終巻)のネタバレ:結末までの流れ
いよいよ最終巻。
佑美は堂々と交際を宣言するけど、霜鳥の職業に対して世間から心無い声が浴びせられてしまうの。
そんな中、週刊誌『週刊文冬』の記者・北野丈明が患者を装って来院するという展開に。
半ば強引に取材を始めた北野だったけど、実は自身もセックスレスに悩んでいることに霜鳥が気づくんだよね。
後日、北野は夫婦で来院し、妻が更年期障害による性交痛で行為を拒んでいたことが判明。
北野はこの経験から記事の切り口をゴシップから中高年のセックスレス問題に変更し、大きな反響を呼んだという流れになっているよ。
このエピソードは、記者という「外側から覗く立場」の人物が、当事者として問題に巻き込まれることで報道姿勢を変えるという構造になっている。
ゴシップを追う側も無関係ではいられない、というメッセージが込められていると考えられるな。
中高年のセックスレスは近年メディアでも取り上げられることが増えたテーマで、そこにこの作品が早い段階から触れていた点は、社会的な意義があったと筆者は評価しているよ。
冬の終わり頃、霜鳥はまたも佑美との行為に失敗してしまう。
彼女が望む「心から繋がれるセックス」ができないという理由で、一方的に別れを切り出すの。
霜鳥壱人のトラウマの正体とは?結末に直結する核心
ここが『SとX』原作の結末を理解するうえで一番大事なポイントだよ。
霜鳥がセックスや他人との深い繋がりを拒む理由は、小学5年生の時の出来事にあるの。
霜鳥は父親に連れられ、母親が同僚の男性とセックスに興じる不倫現場を目撃させられているんだよね。
父親はその現場に乗り込んだ。
同僚の足にハンマーを何度も振り下ろすという凶行に及んだの。
この壮絶な体験が霜鳥の中でトラウマとなる。
「深く関係がつながるほど壊れた時は悲惨なんだ」という父親の言葉が、彼の中に人間関係への恐怖として刷り込まれてしまったんだ。
だからこそ霜鳥は、いざ行為に移ろうとしても嫌悪感が湧き上がり、気持ちがどこかへ消えてしまう——という自分自身の悩みを、患者と同じ立場で抱えていたんだよね。
セラピストである自分自身が患者でもある、というこの構造こそが物語全体を貫くテーマだと筆者は考えているよ。
最終回のネタバレ:結末はどうなった?
別れ話をした帰り道、霜鳥は「トラウマは消えなくても、佑美は自分にとって特別な存在だ」と思い直すの。
そして自宅まで来てくれた佑美に、ようやく正直に自分の過去を打ち明けるんだよね。
この時、セックスはできなかったけれど、佑美は「そのままでいいんだよ」と霜鳥を抱きしめてくれるの。

これが原作『SとX ~セラピスト霜鳥壱人の告白~』の結末。
コミックス表記によると全3巻・全22話で完結していて、最終話のタイトルは「大丈夫だよ」となっているよ。
トラウマを完全に克服したわけではなく、「トラウマを抱えたままでも、それを受け止めてくれる相手がいる」という形で物語が終わるのが、この作品らしい結末だと筆者は感じたな。
分かりやすいハッピーエンドというより、じんわり心が温まる終わり方だよね。
完結後の続編はどうなっている?
原作はコミックス3巻で完結したけど、物語自体はここで終わりじゃないよ。
公式発表によると、2026年1月1日からウェブ漫画サイト「モーニング・ツー」で続編『SとX セラピスト霜鳥壱人の診察室』の連載がスタートしているの。
続編でも主人公は同じく霜鳥壱人。
SNSが普及したことで患者の悩みも多様化し、ネットを通じた性被害をテーマに、霜鳥が再び苦しむ人たちの声に耳を傾けていく内容になっているよ。
ネットを通じた性被害というテーマは、リベンジポルノや無断撮影・拡散といった問題が社会問題化してきた流れを反映していると考えられる。
前作が「対面での性の悩み」を軸にしていたのに対し、続編は「デジタル空間での性被害」に踏み込んでいる点が、時代の変化に合わせたテーマ選びだと筆者は見ているよ。
つまり「結末=完全な終わり」ではなく、テーマを引き継いで新しい形で描かれ続けている作品ということだね。
原作を読み終えた人が続編に進んでも、霜鳥というキャラクターの延長線上で楽しめる構成になっているよ。
Netflixドラマ版との関係も整理しておこう
原作『SとX ~セラピスト霜鳥壱人の告白~』を原作として、2026年8月20日からNetflixで実写ドラマ『SとX』が世界配信されているよ。
主演の霜鳥壱人役は中島健人さん、ヒロインの市之瀬佑美役は新木優子さん。
脚本は吉田智子さんがシリーズ構成を兼任し、監督は草野翔吾さんが担当しているの(配役・スタッフ情報はNetflix公式・番組配信情報に基づく)。
原作既読の人からすると、「ドラマではどこまで描かれるのか」が気になるところだよね。
ドラマは原作の結末をベースにしつつ映像化されているので、原作を先に読んでおくと展開の理解がぐっと深まると思うよ。
配信直後の反応については、現時点で確認できる具体的な件数や投稿内容は本記事では扱っていないので、最新の視聴者の声はNetflix公式や各種メディアの最新情報で確認してみてね。
【筆者考察】この結末が読者に響く理由
ここからは筆者としての率直な感想を書かせてね。
個人的には、この作品が「セラピストである主人公自身が最大の悩みを抱えている」という構造を最後まで崩さなかった点を高く評価したいな。
多くの医療・カウンセリング系の作品だと、主人公は「導く側」として安定した立場に置かれがちだよね。
でも『SとX』はそこを逆転させているところが新しいと感じたよ。
たとえば『サイコドクター』のように精神科医の視点を軸にした作品は他にもあるけど、あちらは分析役としての医師が中心に描かれることが多い印象がある。
その中で『SとX』は、セラピスト自身が「性」という踏み込みにくい領域で当事者性を抱え続ける構図を最後まで貫いた点に、独自性が高いと筆者は考えているよ。
また、霜鳥のトラウマの原因を、単なる「性の恐怖」ではなく「人間関係そのものへの恐怖」として描いた点も興味深いと考えられる。
父親の「深く関係がつながるほど壊れた時は悲惨なんだ」という言葉は、セックスの話に見えて、実は人と人が信頼を築くこと自体の怖さを語っているんだよね。
この二重構造が、読後にじわじわ効いてくる作品だと筆者としては感じたな。
そして結末で佑美が示した「そのままでいいんだよ」という受け止め方は、問題を“解決”するのではなく“共に抱える”という姿勢だと考えられる。
これは性の悩みに限らず、誰かの心の傷にどう向き合うか、という普遍的なテーマにも通じるものがあると思うよ。
続編で霜鳥自身がこのトラウマとどう向き合っていくのか、そこも今後の見どころになりそうだね。
ネットを通じた性被害という新しいテーマも加わったことで、原作以上に現代的な問題意識を持った物語になっていく可能性があると筆者としては見ているよ。
まとめ
『SとX ~セラピスト霜鳥壱人の告白~』の原作は全3巻・全22話で完結していて、結末は霜鳥が幼い頃のトラウマを佑美に打ち明け、彼女が「そのままでいいんだよ」と受け止めるところで終わるよ。
完結後も2026年から続編『セラピスト霜鳥壱人の診察室』が連載中で、テーマは現代的なネット性被害へと広がっているの。
2026年8月20日からのNetflixドラマ版とあわせて、原作の結末まで押さえておくと、より深く物語を楽しめるはずだよ。
よくある質問
『SとX』原作は何巻で完結していますか?
原作『SとX ~セラピスト霜鳥壱人の告白~』はコミックス全3巻・全22話で完結しているよ。
『SとX』原作の結末はどうなりますか?
霜鳥壱人が小学5年生の時に目撃した両親の凄惨な出来事というトラウマを佑美に打ち明け、佑美が「そのままでいいんだよ」と受け止めるところで結末を迎えるよ。
原作完結後に続編はありますか?
公式発表によると2026年1月1日から「モーニング・ツー」で続編『SとX セラピスト霜鳥壱人の診察室』の連載が始まっていて、ネットを通じた性被害がテーマになっているよ。
