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『聖者の行進』リコーダーで吹く方法!楽譜や演奏ポイントを紹介

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聖者の行進の楽譜を見ながらソプラノリコーダーを練習する手元
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『聖者の行進』は、ソ・ラ・シ・ド・レの5音と「ソ→シ→ド→レ」の指の切り替えを押さえると、初心者でもぐっと吹きやすくなる曲だよ。

「楽譜を見ても指が追いつかない」「ソからシへ移ると変な音が入る」「最後まで吹けるけれど、なんだか曲らしく聞こえない」と悩んでいる人もいるよね。

初心者向けの『聖者の行進』には、ソ・ラ・シ・高いド・高いレの5音を中心に演奏できる形があります。

ただし、同じ曲でも教材や編曲によって音の並び、リズム、パート構成などが異なる場合があります。

そのため、この記事では市販楽譜そのものを転載するのではなく、学校などで手元にある楽譜をどう読み、どこを重点的に練習すれば吹けるようになるのかを具体的に解説していくよ。

最初にポイントを3つだけ押さえておこう。

  • まずソ・ラ・シ・高いド・高いレの運指を迷わないようにする
  • 「ソ→シ→ド→レ」は曲から切り離して部分練習する
  • 指・息・タンギング・リズムを一度に直そうとしない

この順番なら、「最初から何度も通しているのに上達しない!」というループから抜け出しやすくなります。

どーんと任せて!

ここからは、楽譜を目の前に置いた状態で何をすればいいのか、順番に見ていこう。

目次

『聖者の行進』をリコーダーで吹くには?まず覚えたい5音と運指

『聖者の行進』の初心者向け練習では、まずソ・ラ・シ・高いド・高いレを、楽譜を見た瞬間に押さえられる状態にすることが大切です。

音名を知っているだけではなく、「シ」と見たら指が自動的にシの形へ動くところまで持っていけると、曲の練習がかなりラクになるよ。

ここでは、学校でよく使われるソプラノリコーダーを前提に整理します。

ソ・ラ・シ・高いド・高いレの基本的な押さえ方

リコーダーには裏側に親指で押さえる穴があり、表側は上から左手人差し指、中指、薬指、その下を右手で操作します。

初心者向けの『聖者の行進』でよく使う5音は、次のように覚えると分かりやすいよ。

音 基本的な押さえ方
ソ 裏の親指+左手人差し指・中指・薬指
ラ 裏の親指+左手人差し指・中指
シ 裏の親指+左手人差し指
高いド 裏の親指+左手中指
高いレ 左手中指。裏の親指は離す

こうして表だけを見ると、「ほとんど左手しか使わないなら簡単そう」と思うよね。

ところが実際には、音の少なさと演奏の簡単さはイコールではありません。

『聖者の行進』では、一つずつ順番に穴を開けていくだけでは対応できない動きが入ってくるからです。

その代表が「ソ→シ→ド→レ」。

ここを攻略できるかどうかで、曲全体の吹きやすさがかなり変わります。

「ソ→シ→ド→レ」はなぜ難しい?

たとえば「ソ→ラ→シ」なら、ソで押さえている左手薬指を離してラ、さらに中指を離してシというように、比較的順番どおりに指を減らしていけます。

一方、「ソ→シ」では中指と薬指の2本をほぼ同時に離す必要があります。

続く「シ→ド」はさらに違います。

シでは人差し指を押さえていますが、高いドではその人差し指を離し、代わりに中指を押さえます。

つまり、

ソ→シ=2本の指を離す

シ→ド=人差し指と中指を入れ替える

ド→レ=中指を残して親指を離す

という、3種類の違った動作が短い間に続くんだよね。

私はここが『聖者の行進』のいちばん面白いところだと思っています。

たった4音の並びなのに、指がやっている仕事は毎回違う。

だから、音名を全部覚えているのに指だけ止まるのは、けっして不思議ではありません。

ソからシで別の音が混ざるのはなぜ?

ソからシへ移るとき、中指と薬指のどちらか一方だけが先に離れると、狙っていない指穴の組み合わせが一瞬できることがあります。

その状態で息が流れていると、「余計な音が挟まったように聞こえる」ということが起こりやすいんです。

ここで大事なのは、指を速く動かそうとすることではありません。

2本の指が同じタイミングで動くように整えることです。

まず息を入れず、

「ソの形→シの形→ソの形→シの形」

とゆっくり往復してみてください。

5回ほどスムーズにできたら、そこで初めて音を出す。

この順番にすると、「音がおかしい原因が指なのか息なのか分からない」という状態を避けやすいよ。

シからドは「持ち替える」感覚で練習する

シから高いドでは、人差し指を上げながら中指を下ろします。

片方を動かしてからもう片方を動かすのではなく、2本をすれ違わせるように交換するイメージです。

このとき、上げる指をリコーダーから大きく離しすぎないのもポイント。

指を数センチも跳ね上げてしまうと、次にその指を使うとき戻ってくる距離が長くなります。

指は穴のすぐ上で待機。

私はこれを「指をホームポジションから逃がさない」と考えると分かりやすいと思っています。

ドからレは親指だけに仕事をさせる

高いドから高いレでは、中指を残しながら裏側の親指を離します。

初心者のうちは、親指を離そうとした瞬間に中指まで一緒に浮いてしまうことがあるんだよね。

そこで、

「ドの形→親指だけ離す→親指を戻す」

という練習を数回やってみてください。

曲を吹かなくてもOK。

一つの動作だけを正確に覚えさせるほうが、結果的に曲を早く完成させやすいんです。

※画像はAIによるイメージ

『聖者の行進』の楽譜はどう読む?学校の譜面を使った練習手順

『聖者の行進』の楽譜を練習するときは、音名→指→タンギング→リズムの順番で情報を分けると理解しやすくなります。

ここで最初に伝えておきたいのは、『聖者の行進』には複数の編曲があるということ。

検索して見つけた譜面と、学校で配られた譜面が同じとは限りません。

そのため、授業や宿題で演奏する場合は手元の教科書や配布楽譜を基準にするのがいちばん確実です。

この記事でも、曲全体の楽譜そのものを掲載するのではなく、その楽譜をどう攻略するかに絞って説明するよ。

ステップ1:まず音名だけ読む

最初からリコーダーを吹く必要はありません。

楽譜を1〜2小節ずつ見て、

「ソ、シ、ド、レ……」

というように、音名だけ確認していきます。

ここで止まる音があるなら、演奏前にそこを解決しておきましょう。

楽譜を見ながら吹くとき、頭の中では、

「この音符は何?」

「どの指?」

「何拍伸ばす?」

「息はどこで切る?」

といった処理を同時に行っています。

これ、実はかなり忙しいんです。

だから最初から全部まとめてやろうとすると、どこで失敗したのか本人にも分からなくなりやすい。

まず「音符を見て音名が分かる」という一つの仕事だけ終わらせてしまおう。

ステップ2:息を入れずに指だけ動かす

音名を読めるようになったら、リコーダーを構えて指だけ動かします。

吹かなくて大丈夫です。

楽譜を見ながら、

「ソ、シ、ド、レ」

と心の中で読みつつ、正しい運指へ動けるか確認してみてください。

途中で止まったら、そこが練習すべき場所です。

たとえば1曲の中で10回成功しているところをさらに10回吹くより、毎回失敗する2音の切り替えだけを5回練習するほうが効率的だよね。

この「失敗した場所を切り取る」という考え方が、短時間で仕上げる大きなコツです。

ステップ3:「トゥ」で音の始まりをそろえる

指が動くようになったら、次はタンギングです。

リコーダーでは息をただ流しっぱなしにするのではなく、舌を使って音の始まりを整えます。

初心者なら「トゥ」と軽く発音するときの舌の動きを意識してみてください。

実際に声を出す必要はありません。

舌先で息のスタートを軽く区切るイメージです。

ただし「ツッ!」と強く突くようにすると、音まで強く飛び出しやすくなります。

大事なのは強く切ることではなく、音の輪郭をそろえること。

『聖者の行進』は軽快な旋律なので、タンギングがそろうだけでも「あ、ちゃんと曲に聞こえる!」と感じやすくなるよ。

ステップ4:音符の長さと拍を合わせる

指とタンギングが整ったら、最後にリズムです。

楽譜を見ながら、まずリコーダーを持たずに手拍子だけしてみても構いません。

「タン・タン・ターン」のように音の長さを口で確認しながら拍を取るのも分かりやすい方法です。

ここで注意したいのが、間違えた直後に慌てて追いつこうとすること。

1音遅れたからと急いで次を吹くと、その後の拍まで崩れやすくなります。

合奏ならなおさら、無理やり取り戻すより、分かる拍から入り直すほうが立て直しやすいよ。

楽譜に知らない音があったら「別アレンジ」かもしれない

『聖者の行進』は、一つの固定されたリコーダー譜だけが存在する曲ではありません。

初心者向けの5音版だけでなく、別の音域を使うもの、複数のリコーダーパートを重ねるもの、伴奏が付くものなど、さまざまな形があります。

だから、

「学校では5音だったのに、別の楽譜では知らない音がある」

となっても、それだけで譜面が間違っているとは限りません。

楽譜を見るときは、

  • ソプラノリコーダー用か
  • 1人で吹くのか複数パートなのか
  • 伴奏があるか
  • 学校教材と同じ編曲か
  • 習っていない音が含まれていないか

まで確認すると安心です。

ここを飛ばして別アレンジを練習してしまうと、「家では吹けたのに授業では違う!」という困ったことになりやすいから気をつけてね。

『聖者の行進』がうまく吹けない原因は?音の症状から直す場所を探そう

『聖者の行進』で思うように吹けないときは、「もっと練習しなきゃ」で終わらせないことが大切です。

どんな失敗が起きているのかによって、直す場所は違います。

私は演奏をチェックするとき、主に「音そのもの」「指の切り替え」「音の始まり」「リズム」の4つに分けて考えるのがおすすめだと思っています。

「ピーッ」と音がひっくり返る

まず疑いたいのが、指穴のすき間と息です。

リコーダーは、指で穴を押さえているつもりでも、指の位置が少しずれて空気が漏れると音が不安定になりやすくなります。

また、必要以上に強く息を入れることでも、狙った音が乱れることがあります。

対策は、

指の腹で穴の中心を確実にふさぎ、息を一気に吹き込まないこと。

強い力でぎゅっと押さえる必要はありません。

むしろ指に力を入れすぎると、次の音へ動くときに手が固まりやすくなります。

「穴をふさぐ」と「強く押す」は別物だと覚えておくといいよ。

ソからシへ移ると余計な音が入る

これは先ほど説明したように、中指と薬指のタイミングがそろっていない可能性があります。

ここで何度も曲の最初からやり直す必要はありません。

ソ→シ→ソ→シ

だけを無音で往復。

次に音を出して往復。

最後に、その前後の音を付ける。

このように練習範囲を少しずつ広げると、原因が見えやすいんです。

シからドで一瞬止まってしまう

シから高いドでは、人差し指と中指を交換します。

初心者が止まりやすいのは、「人差し指を離してから中指を押さえよう」と二段階で考えてしまうから。

頭の中で2回指示を出すと、そのぶん動作も遅くなります。

そこで、

「シの形」と「ドの形」を丸ごと入れ替える

と考えてみてください。

右から左へ荷物を持ち替えるように、二本の指をワンセットで動かす感覚です。

このほうが旋律の流れを切りにくいよ。

高いレだけ不安定になる

高いドから高いレへ移るときは、親指の動きに注意します。

高いレへ行くとき、親指だけを離したいのに中指まで動いていないか確認してみてください。

また、「高い音だから強く吹かなきゃ」と思って息まで急に強くすると、音色が乱れることがあります。

指が変わっても、息まで極端に変えない。

この感覚を意識してみてね。

音程は合っているのに、曲がぼんやりする

この場合はタンギングをチェックします。

指を変えるだけで音をつないでいると、音と音の境目が曖昧になりやすいことがあります。

まずはそれぞれの音の頭を「トゥ」で軽くそろえてみましょう。

一方で、全部の音を短く切れば上手に聞こえるわけでもありません。

楽譜上の音符の長さや曲の流れを保ちつつ、必要なところで音の始まりを整えるのがポイントです。

つまりタンギングは「音をブツブツ切る技術」ではなく、私は旋律の輪郭を整える技術だと考えると分かりやすいと思っています。

※画像はAIによるイメージ

『聖者の行進』を短時間で仕上げるには?部分練習のやり方

『聖者の行進』を早く吹けるようになりたいなら、最初から最後まで何度も通す練習だけにしないことが大切です。

一曲通して吹くと「たくさん練習した感」は出るんだけど、苦手な場所が数秒しかなければ、その数秒を練習できる回数は意外と少ないんだよね。

私なら次の流れで進めます。

  • ソ・ラ・シ・高いド・高いレを1音ずつ確認
  • 「ソ→シ」「シ→ド」「ド→レ」を別々に練習
  • 苦手な2音を往復する
  • その2音の前後を1〜2音だけ追加する
  • 1小節単位で吹く
  • 2小節程度をつなぐ
  • 最後に一曲を通す

ここで重要なのは、失敗した場所から練習を始めてもいいということ。

たとえば後半だけ毎回止まるのに、そのたび冒頭からやり直していたら、前半ばかり上達して後半の練習量は増えません。

「苦手な部分を練習するために曲を吹く」のか、「曲を最初から最後まで吹くこと自体を練習だと思っている」のか。

この違いはかなり大きいよ。

まず「絶対に間違えない速さ」まで落とす

テンポも同じです。

最初から完成形の速さで吹こうとすると、正しい指づかいより「間に合わせること」が優先されてしまいます。

すると間違った指の動きまで反復することになりかねません。

まずは、少しくらい遅くてもいいので指・タンギング・リズムを崩さず演奏できる速度を探してください。

そこで安定したら、ほんの少しテンポを上げる。

崩れたら戻す。

この繰り返しで十分です。

速さは無理やり作るものではなく、正しい動作が小さくなっていった結果として自然についてくるものだよ。

息継ぎの場所も先に決めておく

途中までうまく吹けるのに、後半になると急にテンポが乱れる。

そんなときは、指だけでなく呼吸も確認してみてください。

苦しくなるまで我慢してから大きく息を吸うと、そこで曲が止まりやすくなります。

学校の楽譜に息継ぎの指示がある場合は、それを基準にします。

特に指定がなければ、旋律の区切りや休める場所を確認し、毎回ほぼ同じ位置で息を吸うようにすると演奏が安定しやすくなります。

「限界になったら吸う」ではなく「ここで吸う」と先に決めておく。

これだけでも気持ちの余裕がかなり違うよ。

録音は「下手かどうか」ではなく原因探しに使う

家で練習できるなら、短い区間をスマートフォンなどで録音して聞いてみる方法もあります。

ただし、「上手か下手か」を判定するために聞く必要はありません。

チェックするのは、次の4点くらいで十分です。

**①狙った音が出ているか

②音の始まりがそろっているか

③音符の長さが合っているか

④途中からテンポが速くなっていないか**

「高い音へひっくり返る」なら息や指穴。

「音同士がにじむ」ならタンギング。

「長さが毎回変わる」ならリズム。

「後半だけ走る」ならテンポ。

こうして症状を一つずつ名前にすると、「なんとなくうまくない」というモヤモヤが具体的な練習課題へ変わります。

この方法は『聖者の行進』以外の曲にもかなり応用しやすいよ。

『聖者の行進』はどんな曲?演奏に生かしたいポイント

『聖者の行進』は英語で「When the Saints Go Marching In」として知られ、宗教歌・スピリチュアルとして親しまれてきた伝統的な曲です。

ジャズとの結びつきも強く、20世紀にはニューオーリンズの音楽文化を象徴する楽曲の一つとして広く知られるようになりました。

ルイ・アームストロングが1938年に録音した演奏も、この曲を語るうえでよく知られています。

ただし、曲の正確な起源については単純に一人の作曲者や一つの年代へ決められるものではありません。

だから「○年にこの人が作った曲」と覚えるより、長い時間をかけて歌い継がれ、ジャズの世界でも大きく広がった曲と理解しておくほうが自然です。

初心者がリコーダーを吹くうえで歴史を全部暗記する必要はないよ。

でも、この背景を知ると演奏のイメージは少し変わります。

『聖者の行進』は、ただ正しい音を並べれば終わりというより、一定の拍の中で前へ進んでいく感じがある曲です。

私はここを意識すると、まだ速く吹けない段階でもかなり音楽らしくなると思っています。

速さより「拍が前へ進んでいるか」を意識しよう

初心者は「上手な人ほど速く吹ける」と思いがちだけれど、リコーダーでは速さだけが完成度を決めるわけではありません。

少しゆっくりでも、

「1、2、3、4」

と拍が安定して進んでいれば、聴く側には曲の形が伝わります。

逆に速くても、ソからシで止まり、次の小節で慌てて追いつき、また失速する……となると、旋律の流れが見えにくくなります。

だから完成直前になったら、

「正しい指で吹けているか」

だけでなく、

「同じ速さで歩き続けるように演奏できているか」

も確認してみてください。

「行進」という題名とも相性のいいイメージだよね。

『聖者の行進』リコーダー練習で本当に大切なのは「次の音への準備」

ここまで見てくると、『聖者の行進』は単に5音を覚える曲ではないことが分かります。

私がこの曲で特に大切だと感じるのは、今吹いている音ではなく、次の音へどう準備するかを覚えられることです。

ソを吹いている間に「次はシだから中指と薬指を一緒に離す」。

シを吹いている間に「次はドだから人差し指と中指を交換する」。

ドを吹いている間に「次はレだから親指だけ離す」。

慣れている人は、音が鳴り終わってから次の指を考えているわけではありません。

今の音を吹きながら、次の動作を少し先回りして準備しています。

これは映像でいえば、場面が切り替わってから次のカットを考えるのではなく、前のカットの中ですでに次の流れを作っておくようなもの。

演奏にも「つながり」があるんだよね。

指・息・タンギング・リズムは役割が違う

もう一つ覚えておいてほしいのが、演奏に必要な要素を全部「指づかい」の問題にしないこと。

指が合っていても、息が強すぎれば音は乱れます。

息が安定していても、タンギングがばらばらなら音の始まりがそろいません。

そこまで合っていても、拍が揺れれば合奏ではずれてしまいます。

つまり、

指=音を選ぶ

息=音を安定させる

タンギング=音の始まりを整える

リズム=時間の流れを整える

と役割を分けて考えると、直す場所が分かりやすいんです。

これが今回いちばん伝えたいポイント。

「全部うまくいかない」と感じたら、本当に全部が悪いとは限りません。

一つずつ確認すればいいんだよ。

「5音しかないのに吹けない」は気にしなくていい

初心者向けの『聖者の行進』は使う音が少ないため、楽譜だけを見ると簡単そうに感じます。

だからこそ、うまく吹けないと「自分はリコーダーが苦手なのかも」と思ってしまう人もいるよね。

でも、難しさは音符の種類の多さだけでは決まりません。

『聖者の行進』には、

  • 2本の指をほぼ同時に離す
  • 2本の指を交換する
  • 親指だけを離す
  • それを拍の中で連続して行う

という動作が入っています。

むしろ、少ない音の中でリコーダーに必要な「切り替え」を練習できる曲なんです。

ソシドレが安定したら、それは単に『聖者の行進』を吹けるようになっただけではありません。

次の曲でも使える指の準備が一つ身についたと考えていいよ。

まとめ

『聖者の行進』をリコーダーで吹くなら、まずソ・ラ・シ・高いド・高いレの5音の運指を確認しましょう。

特に注意したいのが「ソ→シ→ド→レ」です。

ソからシでは中指と薬指をほぼ同時に離し、シからドでは人差し指と中指を交換、ドからレでは中指を残して親指を離します。

楽譜を練習するときは、最初から全部を同時に処理しようとせず、音名を読む→指だけ動かす→タンギングを付ける→リズムを整えるの順に進めると整理しやすいよ。

また、『聖者の行進』には複数の編曲があります。

学校の授業や宿題で演奏する場合は、検索で見つけた別の譜面ではなく、教科書や配布された楽譜を基準にしてください。

音がひっくり返るなら指穴と息。

余計な音が混ざるなら指の切り替え。

旋律がぼやけるならタンギング。

途中から走るなら拍。

「何となく吹けない」を具体的な原因へ分解することが、上達へのいちばん短い道です。

速く最後まで吹こうと焦らなくて大丈夫。

まず2音、次に1小節。

小さく完成した部分をつないでいけば、最後には一曲になるよ。

よくある質問

『聖者の行進』はリコーダー初心者でも吹けますか?

はい。

初心者向けには、ソ・ラ・シ・高いド・高いレの5音を中心に演奏できる形があります。

ただし「ソ→シ→ド→レ」では異なる指の切り替えが連続するため、最初は曲から切り離して部分練習すると吹きやすくなるよ。

『聖者の行進』の楽譜はどれを使えばいいですか?

学校の授業や宿題なら、教科書や先生から配布された楽譜を優先してください。

『聖者の行進』には複数の編曲があり、リコーダーのパート、使用音、リズム、伴奏などが違う場合があります。

そのため、ネット上などで見つけた別の譜面が学校版と一致するとは限りません。

『聖者の行進』で変な高い音が出るのはなぜですか?

指穴が完全にふさがっていなかったり、息を必要以上に強く吹き込んだりすると、音が不安定になることがあります。

まず指の腹が穴の中心をふさいでいるか確認し、穏やかな息で1音だけ吹いてみてください。

1音なら出るのに曲の中で失敗する場合は、その音の前後2音だけを繰り返すと原因を見つけやすいよ。

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