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『ラストノート』原作はある?ドラマの元ネタを調査

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香水瓶とドラマ台本、2026年の小説と2009年の文庫本を並べてラストノートの原作関係を調べるイメージ
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ドラマ『ラストノート』に原作漫画・小説はありません。フジテレビ公式が「完全オリジナル脚本」と明記し、2026年発売の小説はドラマを文章化したノベライズです。 フジテレビ+1

内田有紀さんと寺西拓人さんがW主演する2026年7月期の木曜劇場『ラストノート』。「原作はある?」「検索すると同じタイトルの小説が出てくるけれど、元ネタなの?」と迷った人も多いよね。

2026年8月17日時点でドラマは放送期間中。調べると、2026年ドラマ、2026年発売のノベライズ、2009年刊行の同名小説は、それぞれ関係が異なる作品だと分かります。 フジテレビ+1

まず、検索で混同しやすい3つを先に整理しておくね。

  • 2026年ドラマ『ラストノート』:完全オリジナル脚本
  • 2026年発売『ラストノート(上)(下)』:ドラマのノベライズ
  • 飯田雪子『ラストノート きみといた季節』:2009年刊行の同名別作品

つまり、既刊の漫画や小説を映像化したドラマではありません。


『ラストノート』を観る前に登場人物や見どころも整理しておきたい人は、関連するドラマ記事もあわせてどうぞ。
👉 『ラストノート』の関連情報をチェックする

目次

『ラストノート』に原作はある?公式発表は「完全オリジナル脚本」

結論からいうと、2026年のドラマ『ラストノート』に原作となる既刊漫画や小説はありません

その根拠になるのが、制作・著作を担うフジテレビ自身の発表です。

フジテレビの公式作品紹介では『ラストノート』について、環境も積み重ねてきた人生も異なる歳の差の男女が惹かれ合っていく姿を、完全オリジナル脚本で描く大人の純愛ドラマと説明しています。 フジテレビ

「原作の記載が見当たらないから、たぶんオリジナル」という推測ではないんですね。

制作局が明確にオリジナル作品だと発表している。原作の有無を調べるうえでは、ここが何より重要です。

ドラマは2026年7月9日にフジテレビ系「木曜劇場」でスタートし、毎週木曜22時に放送。内田有紀さんと寺西拓人さんがW主演を務め、脚本は的場友見さんが担当しています。 フジテレビ+1

内田さんが演じるのは、香料会社で働く49歳の一瀬葵

寺西さん演じる30歳の樋口澄晴は、かつて抱いていた夢を諦め、流されるように日々を過ごしてきた青年です。 フジテレビe!ショップ+1

年齢差は19歳。

人生経験も置かれている環境も違う二人が出会い、しまい込んでいた感情を再び動かしていくのが物語の軸になっています。

ここで、「脚本家がいるなら何かの原作を脚色した作品なのでは?」と感じる人もいるかもしれません。

でも、脚本家は原作をドラマ用に書き直す仕事だけをするわけではありません。ゼロからテレビドラマの物語を組み立てるオリジナル脚本もあります。

『ラストノート』はまさに後者。

作品が生まれた順番は、

完全オリジナル脚本 → テレビドラマ『ラストノート』 → ノベライズ

です。

原作付きドラマの「小説・漫画→ドラマ」とは、スタート地点そのものが逆なんだよね。

2026年発売の小説『ラストノート』は原作?答えはノベライズ

「でも『ラストノート』という本が2026年に発売されるよね?」

ここが、原作を調べた人がいちばん混乱しやすいポイントです。

2026年8月にはドラマと同じタイトルの書籍『ラストノート(上)』が登場します。

しかし、この本は原作ではありません

フジテレビe!ショップの商品情報では、木曜22時放送のドラマ『ラストノート』を「完全小説化」した書籍として紹介されています。つまり、先に存在した小説をドラマ化したのではなく、テレビドラマの物語を文章という形式に移したノベライズなんです。 フジテレビe!ショップ

小説化を担当するのは百瀬しのぶさん

ドラマで描かれる一瀬葵と樋口澄晴の物語を、小説として味わえる書籍になります。

ここは順番で覚えると分かりやすいよ。

一般的な原作付きドラマ

原作小説・漫画

テレビドラマ化

『ラストノート』

完全オリジナル脚本

テレビドラマ

ドラマをノベライズ

つまり2026年発売の小説を買っても、「ドラマ化される前から存在していた原作を読む」ことにはなりません。

※画像はAIによるイメージ

フジテレビe!ショップの商品説明にも、香料会社で働く49歳の一瀬葵と、夢を諦めた30歳の樋口澄晴が中心人物として紹介されています。 フジテレビe!ショップ

葵は結婚や離婚、仕事での挫折を経験し、「これ以上、大きな変化はいらない」と現状維持の日常を生きている女性。

澄晴もまた、自分がかつて大切にしていた夢から離れています。

そんな二人が出会い、お互いの心の奥にしまわれていた気持ちに触れていく。

ドラマと小説は同じ物語を扱っていても、楽しみ方はかなり変わりそうです。

ドラマなら、内田有紀さんや寺西拓人さんの表情、声の揺れ、会話の「間」、音楽、画面に映る距離感まで含めて感情を受け取れます。

一方、小説では、自分のペースで文章を読みながら人物の感情を追える。

だから私は、ノベライズを「原作の代用品」と考えるより、映像で受け取った物語を別角度からもう一度味わう本として捉えるほうがしっくりくると思います。

なお、フジテレビe!ショップでは上巻を文庫判・320ページと案内しています。商品仕様や発送時期などは変更される可能性もあるため、購入時には販売元の最新情報を確認してください。 フジテレビe!ショップ

2009年の飯田雪子『ラストノート きみといた季節』は原作ではない?

もうひとつ、「原作があるのでは?」と思わせる存在があります。

飯田雪子さんの小説『ラストノート きみといた季節』です。

こちらは角川春樹事務所のハルキ文庫から2009年1月に発売された作品。2026年のテレビドラマより17年以上前に存在している小説です。 e-hon+1

同じ「ラストノート」というタイトルで、しかもドラマより先に小説がある。

検索結果だけを見ると、

「これが原作なのでは?」

と思ってしまうのも無理はないよね。

でも、飯田雪子さんの作品は2026年ドラマ『ラストノート』の原作ではありません

理由は、先ほど触れた通り、フジテレビが2026年版ドラマを完全オリジナル脚本と明記しているからです。 フジテレビ

整理するとこうなります。

作品 位置づけ 2026年ドラマとの関係
ドラマ『ラストノート』 2026年木曜劇場 完全オリジナル脚本の本編
2026年の小説『ラストノート』 ドラマを小説化 ノベライズ
飯田雪子『ラストノート きみといた季節』 2009年刊行の恋愛小説 同名の別作品

この区別はかなり大事です。

「同じタイトルの本が先に存在する」ことと、「その本が原作である」ことは別問題なんですね。

原作かどうかを判断するときは、タイトルの一致だけではなく、制作局や出版社が「原作」「ドラマ化」「ノベライズ」といった関係をどう説明しているかを見る必要があります。

今回の場合、フジテレビは「完全オリジナル脚本」、2026年の書籍はドラマの「完全小説化」と説明されています。 フジテレビ+1

この2点を押さえれば、検索結果に同名小説が並んでも迷いにくくなるよ。


原作の有無だけでなく、葵と澄晴がどんな人物なのか知ってからドラマを観たい人は、登場人物やストーリーを整理した記事も参考にしてみてね。
👉 『ラストノート』をもっと詳しく見る

なぜ『ラストノート』は小説原作と勘違いされやすい?

『ラストノート』が少しややこしいのは、検索すると「ラストノート」という名前の本が複数出てくるからです。

2026年のドラマ放送と近い時期には、そのドラマを小説化した書籍が登場。

さらに、2009年には飯田雪子さんによる同名作品も発売されています。 フジテレビe!ショップ+1

検索画面には、

  • ドラマ『ラストノート』
  • 2026年の小説『ラストノート』
  • 2009年の『ラストノート きみといた季節』

と、よく似た名前が並びます。

忙しいと、「小説があるなら原作なんだろうな」と判断したくなるよね。

でも今回のケースでは、作品タイトルではなく“制作された順番”を見ることがいちばん分かりやすいです。

2026年ドラマは完全オリジナル脚本として企画され、そこからノベライズが生まれている。

2009年の作品は、それとは別に以前から存在している同名小説。

この時系列を一本の線にすると、かなりスッキリします。

私が今回の原作調査で注目したのは、「本があるか」だけで判断すると間違えやすいという点です。

ドラマの原作を確かめたいなら、

制作局の作品紹介 → 書籍の商品説明 → 出版時期

の順で確認する。

この見方なら、「原作なのか」「ドラマから生まれた本なのか」「ただの同名作品なのか」を切り分けやすくなります。

『ラストノート』というタイトルは何を意味する?49歳と30歳にも注目

原作事情とは別に、このドラマでかなり気になるのが『ラストノート』というタイトルそのものです。

フジテレビ公式によると「ラストノート」とは、時間とともに変化していく香水の中で、最後に残る香りを指す言葉。

つけた瞬間に感じるトップノート、香りの中心となるミドルノートを経て、肌となじみながら最後に残っていくのがラストノートです。 フジテレビ

しかも、主人公の一瀬葵は香料会社で働く49歳の女性です。 フジテレビe!ショップ

これは単なる職業設定ではなく、ドラマ全体のテーマとかなり深く結びついているように見えます。

ここからは私の考察になります。

私はこのタイトルで重要なのは、「最後」だけではなく「時間がたったあとに残るもの」という部分だと考えています。

葵は49歳。

結婚や離婚、仕事での挫折などを経験し、大きな変化を求めずに生きようとしている人物です。

一方の澄晴は30歳。

葵より19歳若いものの、彼もまた夢を諦めてしまった過去を抱えています。 フジテレビe!ショップ

つまり二人は年齢こそ大きく違いますが、どちらも人生のある時間を通過した末に、「もう終わった」と思っているものを抱えているんですね。

香水のラストノートは、つけた直後には現れません。

時間がたって初めて残る香りです。

そう考えると、49歳の葵と30歳の澄晴という年齢差自体が、タイトルの持つ「時間」という性質と呼応しているようにも見えます。

若い頃の第一印象だけで人生は決まらない。

途中で変化し、失ったものもあり、そのうえで最後まで自分に残っている感情がある。

個人的には、ここが『ラストノート』という題名のかなり美しいところだと感じています。

しかも二人には共通して「一度しまったもの」があります。

葵は変化を望まない人生を選び、澄晴は夢を諦めている。

そんな二人が出会うことで、忘れたことにしていた気持ちがもう一度動き始める。

フジテレビの紹介でも、最後に残る香りになぞらえて、しまっていた思いが再び香り始める物語として説明されています。 フジテレビ

だから私は、『ラストノート』が描こうとしているのは単純な「19歳差の恋」だけではないと考えています。

人生の途中で諦めた気持ちは、本当に消えたのか。時間がたったあとにも残っているものを、もう一度自分の人生として選べるのか。

そこまで含めて「ラストノート」なのではないでしょうか。

原作がない作品だからこそ、このタイトルが最終回でどんな意味を持つのかは、既刊小説を読んでも答え合わせできません。

それもオリジナルドラマをリアルタイムで追う面白さだよね。

『ラストノート』は原作なしだからこそ、どう楽しめる?

ここも私見ですが、『ラストノート』の原作事情を調べて感じる大きなポイントは、視聴者全員がドラマそのものから物語を追えることです。

原作付きドラマには、「あの名場面をどう映像化するのか」「原作から何が変更されたのか」という楽しみがあります。

それは原作ものならではの醍醐味です。

一方、完全オリジナル脚本では、原作読者だけが知っているゴールがありません。

葵と澄晴の関係はどこへ向かうのか。

葵が守ってきた「変わらない日常」はどうなるのか。

澄晴は諦めた夢と向き合うのか。

そして二人に最後まで残る“香り”は何なのか。

その答えを、視聴者も登場人物とほぼ同じ速度で追っていけます。

忙しい大人にとっても、これは意外と大きいと思うんです。

「原作を予習しておかないと分からないかな?」

「小説を読んでから観るべき?」

そんな心配はいりません。

『ラストノート』ではドラマそのものが物語の出発点です。 フジテレビ

まず映像として葵と澄晴の物語を楽しむ。

そして、もっと人物の感情を文章でも追ってみたくなったらノベライズへ進む。

この順番で十分です。

むしろドラマを観たあとに小説を読むことで、「この沈黙を文章ではどう表しているんだろう」「映像で印象的だった場面を文字ではどう感じるだろう」と、同じ物語を二度違った角度から楽しめそう。

原作と実写版を比べる作品ではなく、ドラマとノベライズを往復して楽しめる作品。ここが『ラストノート』ならではの特徴だと私は考えています。

まとめ|『ラストノート』に原作はなく、ドラマが物語の出発点

ドラマ『ラストノート』には、原作となる既刊漫画や小説はありません

フジテレビは本作を「完全オリジナル脚本」で描く作品として発表しており、脚本は的場友見さん。内田有紀さん演じる49歳の一瀬葵と、寺西拓人さん演じる30歳の樋口澄晴を中心に物語が展開します。 フジテレビ+1

一方、2026年に登場する小説『ラストノート』はドラマを文章化したノベライズであり、原作ではありません。 フジテレビe!ショップ

また、飯田雪子さんによる『ラストノート きみといた季節』は2009年1月に発売された同名の別作品です。 タワーレコード オンライン

覚えておきたいのは、この3点。

2026年ドラマ=完全オリジナル脚本、2026年の小説=ドラマのノベライズ、2009年の飯田雪子作品=同名の別作品です。

そして私が注目したいのは、「ラストノート」が時間を経て最後に残る香りを意味すること。

人生を長く歩んできた49歳の葵と、まだ若くても一度夢を諦めた30歳の澄晴。その19年の年齢差まで含めて、時間を重ねたあとに何が残るのかという題名のテーマにつながっているように感じます。

恋なのか、夢なのか、自分らしく生きたいという気持ちなのか。

原作に答えが書かれていないからこそ、二人の人生に最後まで残る“ラストノート”をドラマ本編で確かめたいところだよね。

よくある質問

ドラマ『ラストノート』に原作漫画や原作小説はありますか?

ありません。

フジテレビ公式は2026年のドラマ『ラストノート』を完全オリジナル脚本の作品として紹介しています。脚本は的場友見さんです。 フジテレビ+1

2026年発売の小説『ラストノート』はドラマの原作ですか?

原作ではありません。

フジテレビe!ショップでは、ドラマ『ラストノート』を「完全小説化」した書籍として紹介されています。つまりドラマから生まれたノベライズです。 フジテレビe!ショップ

飯田雪子さんの『ラストノート きみといた季節』はドラマの原作ですか?

原作ではありません。

飯田雪子さんの『ラストノート きみといた季節』は角川春樹事務所から2009年1月に発売された小説で、2026年のフジテレビドラマとは別作品です。 e-hon+1


『ラストノート』の原作事情が分かったら、次は登場人物や物語の注目ポイントもチェックして、貴重なドラマ時間をもっと楽しんでみてね。
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執筆:クルミ(エンタメコラムニスト)

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